HOME4.市場・運用 |三井住友海上火災保険 国内の台風被害に絞った「キャットボンド(大災害債券)」2億ドル分を発行。温暖化加速による保険引き受けリスク増大に対処(RIEF) |
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 三井住友海上火災保険は、国内の台風リスクを対象とするキャットボンド(大災害債券)「Akibare Re 2016-1」2億ドル((227億円)を発行した。国内の台風に絞ったキャットボンドとしては損保業界で初めてという。

 

 ボンドは同社が英領バミューダに設立した特別目的会社「Akibare Re Ltd.」を通じて発行し、主に内外の機関投資家向けに販売した。期間は4年間で、2020年4月が満期。利回りは担保債券の利回り+250bpsに設定した。

 

 同社によると、日本国内で発生した台風による同社の損害を年度単位で累計し、累計損害額があらかじめ定めた金額を超過した場合、その超過額に応じて投資家に対して、償還予定の元本の一部または全部を減額し、その分を同社への保……

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