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今夏の米ハリケーン被害での日本の3損害保険会社の保険金支払総額、最大で2450億円に。グローバルな自然災害費用大きく(RIEF)

2017-10-23 08:00:13

harveyキャプチャ

 

 この夏、北米を襲ったハリケーン・ハービー等による被害について、日本の3メガ損保会社の保険支払額が合計で最大2450億円に上ったことがわかった。

 

 各社の保険金支払額(正味発生保険金、税引き前)は、次の通り。

 

▼東京海上ホールディングスが650億円(ハービー:210億円、イルマ:320億円、マリア:90億円、-メキシコ地震:30億円)

 

▼損保ホールディングスが700億円(240億円、370億円、80億円、10億円)

 

▼MS&ADインシュアランスグループは700億~1100億円(150億~250億円、300億~500億円、200億~250億円、50億~100億円)

 

 

harvey2キャプチャ

 

 保険金支払額についての評価として、東京海上ホールディングスは「当社グループは厳格なリスク管理を行なうとともに、2017 年 3 月期における修正純資産は約 3.8 兆円であり、上記の発生保険金が当社の健全性に与える影響は軽微と認識している」とコメントした。

 

 損保ホールディングスとMS&ADインシュアランスはともに、「平成 30 年 3 月期(通期)の連結業績予想については、現在精査中であり、修正が必要と なる場合には速やかに公表する」としている。

 

http://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2017/20171020_2.pdf

http://www.ms-ad-hd.com/news_topics/pdf/171006_hurricanes_hd.pdf

http://www.tokiomarinehd.com/release_topics/release/dhgn2a000000es4t-att/171013_j.pdf