損保ジャパン日本興亜の海外SGW社、英Environmental Finance誌の「2917年年次表彰」で総合5位、天候リスクマネジメント部門で２つの「ベストディーラー賞」受賞（RIEF）
2017-12-19 21:40:20
損保ジャパン日本興亜グループの英子会社である「Sompo Global Weather（SGW）」が、英Environmental Finance誌の「2017年Annual Ranking」で総合5位、天候リスク・マネジメントの地域分野で、「欧州」「豪州」でそれぞれベストディーラーに選ばれた。
SGWは、2017年3月に63億㌦で買収を完了した米「Endurance Specialty Holdings Ltd.（エンデュランス社）」の子会社で、買収に伴い損保ジャパン日本興亜の100%子会社になった。名前もそれまでの「Endurance Global Weather」から変更されている。同賞の受賞は5年連続となった。また、カタストロフィーリスクボンド（Cat）関連でも、Structurer & Arranger部門で、3年連続のベストディーラーに選ばれた。
同社は今回の天候リスクマネジメントの5つの地域分野のうち、「欧州」「豪州」でベストディーラーに、「北米」「アジア」で2位になった。5地域のうち4地域で、1～2位に選出されたことになる。損保ジャパン日本興亜グループの天候リスクマネジメント部門のリーディングカンパニーになった。
SGW社長のMarty Malinow氏は「天候リスクマネジメントに対する需要は確実に増加している。現在の顧客だけでなく、今後、エネルギー産業を超えた多様な産業への展開するほか、市場としてもアジア、南アメリカ、アフリカなど途上国でのビジネス展開を拡大していく」と語っている。
気候変動の激化で、同社のビジネス領域はグローバルに拡大している。気候変動の影響を受ける農業、建設や衣料品、レジャー施設などのほか、観光・イベントなどにも影響が拡大している。
Research Institute for Environmental Finance