三井住友海上火災保険などを抱えるMS&AD ホールディングスは、金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の支援機関として署名した。これで、日本の署名機関は銀行の3メガバンクと、3メガ損保が出そろった。
TCFD報告書は2017年6月に公表された気候変動関連のリスク、オポチュニティの両方の情報開示の促進を求める内容。企業の財務報告書にこれらの情報開示を促すことで、金融機関による企業価値評価に反映させることを目指している。
日本の金融機関は公表段階では、慎重な姿勢で、一社も名乗りをあげなかったが、昨年12月の段階で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)をはじめとする3メガバンクと東京海上ホー……
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