HOME |EU欧州委員会、サステナブルファイナンスの「Taxonomy最終案」公表。回避策に加え、適応策でも69の業種・活動のクライテリア整備。原発、天然ガスの扱いは原案通り(RIEF) |
TEGfinal1キャプチャ

 

 EU欧州委員会のサステナブルファイナンスの技術専門家グループ(TEG)は、サステナブルファイナンス行動計画の中心となるグリーン事業分類のタクソノミー(Taxonomy)の最終案を公表した。昨年6月に公表した原案へのコンサルテーション結果を加味し、修正を加えた。主な修正点は、建物、森林、製造活動の内容を修正したほか、気候変動の適応(Adaptation)で69の業種・活動のクライテリアを整備した。焦点となっていた原発をグリーン事業と見做すか、天然ガスの基準を緩和するかは、いずれも見送られた。

 

 Taxonomyの最終案公表と共に、EUグリーンボンド基準の利用ガイドも公表した。Taxonomyの中心となる気候回避(Climate Mitigation)事業は、原案の7セクター67業種・活動……

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