スウェーデンの医療機器メーカーのゲッティンゲ(Getinge)で、新型コロナウイルス感染の拡大で世界的に品不足になっている人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)等を増産するため、10億スウェーデンクローナ(約1億㌦=約108億円)のコマーシャルペーパー(CP)を発行すると発表した。調達資金の活用で今年製造する人工呼吸器は前年比2.6倍の2万6000台に増やす。
CPはゲッテインゲが設定した「COVID-19 Financing Framework」に基づいて発行された。期間は10月21日までの半年。スウェーデンの大手銀行SEKが幹事役とアドバイザーを務めた。資金使途をコロナ対策という社会的目的に充当することから、国際資本市場協会(ICMA)が示すソーシャル……
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