HOME11.CSR |米フォード財団、新型コロナウイルス対策で、寄付先の非営利団体支援増のため10億㌦のソーシャルボンド(コロナ債)発行へ。財団のコロナ債は世界初。他に4財団も協調し寄付増額へ(RIEF) |
Ford002キャプチャ

 

 米フォード財団は、新型コロナウイルス感染対策で、これまで支援してきたNGOやNPO、貧困対策、人権擁護、文化芸術活動、市民・環境活動等が窮地にあるとして、財団活動を拡大するため、10億㌦のソーシャルボンド(コロナボンド)を発行することを明らかにした。慈善団体によるソーシャルボンド発行は初めてになる。フォード財団の呼び掛けに対して、さらに4財団も賛同、最低でも7億2500万㌦のボンド発行を目指すという。

 

 フォード財団の決断は、財団代表のDarren Walker氏がニューヨークタイムズ紙とのインタビューで公表した。財団は基本的にフォードからの寄贈資金を土台として、社会的事業に対して無償資金を提供している。フォード財団は137億㌦の基本財産を抱え、昨年は年間5億2000万㌦を内外の非営利……

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