HOME9.中国&アジア |中国、「改定グリーンボンド・カタログ案」全容判明。脱石炭火力の一方で、原発を対象に追加。「脱石炭・入原発」か。CCSやグリーンサービス事業も追加。コンサル期間は延長(RIEF) |
China001キャプチャ

 

 中国は独自に制定しているグリーンボンド対象事業分類である「グリーンボンドカタログ」から、石炭火力発電を除外する改定案を打ち出しているが、その改定案全文が判明した。「クリーンコール(超臨界圧石炭火力発電や超々臨界圧発電)」を除外するほか、新たに原発をクリーン扱いして加えている。また大規模水力発電は従来通り対象に残した。「脱石炭から原発へ」というところか。改定案に対するコンサルテーション期間は12日までの予定だったが、延長されるという。

 

 改定カタログは、中国人民銀行(PBoC)、中国証券規制委員会(CSRC)、国家発展改革委員会(NDRC)が共同で原案を市場関係者に公開中。最大の関心時は、これまで石炭火力発電については「Clean Utilization of Coal(石炭のクリーンな……

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