HOME |香港電力大手CLO、トランジションファイナンスフレームワーク改定、ガス火力の新設も対象に。国際的な「トランジション(移行)」議論に拍車(RIEF) |
CLP001キャプチャ

 

 香港の電力会社CLPはグリーンボンド等に適用する「気候アクション・ファイナンス・フレームワーク(CAFF)」を改定、天然ガス火力発電を含めたトランジションファイナンスの考え方を示した。だがガス火力基準の「緩さ」が論議を呼んでいる。

 

 CLPグループは2017年7月に、傘下の電力会社キャッスル・ピーク・パワー(CAPCO)が、石炭火力発電所をガス火力に転換するための資金調達として「エネルギートランジションボンド」を発行している。その際、CLPがCAFFを作成、それに基づく発行だった。

 

 CAPCOの「トランジションボンド」発行は、既存の石炭火力発電の立地場所が、再生可能エネルギー開発が困難な場所なため、同じ場所でのガス火力転換に踏み切ったと説明された。

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