HOME |国際標準化機構(ISO)、企業を含む社会的責任(SR)の国際規格ISO26000を10年ぶり改定へ提案。基準等に格上げ、サステナブルファイナンス等も取り込み、SDGs戦略に活用(RIEF) |
ISO2600001キャプチャ

 

  国際標準化機構(ISO)が、企業の社会的責任(CSR)の国際ガイダンス規格であるISO26000を全面改正する方向で動き出した。欧州の規格協会が改正作業を提案中。改正の目的の一つは、現行の緩やかなガイダンス(目安)から、基準(あるいはガイドライン)に格上げする点。また、現在の規格に盛り込まれていないサーキュラーエコノミー、サステナブルファイナンス等への組織の対応を取り込む。こうした「最新化(アップデート)」によって、企業をはじめとする各組織が、国連の持続可能な開発計画(SDGs)の目標に適合するための戦略の立案や目標の設定に役立てるとしている。

 

 ISO26000は遡ると、2001年にISO理事会がISO消費者政策委員会に企業の社会的責任(CSR)規格の開発の可能性等を打診したことが……

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