HOME10.電力・エネルギー |独フォルクスワーゲン、ドイツ国内の旗艦工場の一つをEV専用工場に転換。国内2工場目。内外合わせて9拠点のEV化に110億ユーロ投じる。EV市場の世界覇者目指す(RIEF) |
VW001キャプチャ

 

 ドイツのフォルクスワーゲン(VW)が、電気自動車(EV)生産に大きく舵を切る。同社の旗艦工場の一つである独北西部ニーダーザクセン州のエムデン(Emden)工場のエンジン車製造ラインを、EV生産ラインに切り替えることを発表した。同工場の内燃エンジンから電動モーターへの「トランジション(移行)コスト」は約10億ユーロ(約1200億円)。2021年の完工の見込みで、2022年にはEVの出荷を開始する予定。すでにザクセン州のツィッカウ工場でもEV移行を進めており、VWは総額110億ユーロ(約1兆3200億円)を投じて、世界最大のEVメーカーに転じる計画だ。

 

 (写真は、EV専用工場に「移行」するVWエムデン工場)

 

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