金融安定理事会(FSB)は、主要各国の金融当局を対象としたアンケートの結果、大半の当局が金融安定のためのモニタリングの対象に気候リスクを含めていることを確認した。気候リスクのうち、物理リスクの評価が移行リスクよりも高い結果も示された。これはリスクの重みの比較ではなく、収集されるデータの差とみられる。FSBでは10月までに気候リスクがどのような経路で、金融安定に影響を及ぼすかの調査を進める予定。
FSBの調査は「Stocktake of Financial Authorities’ Experience in Including Physical and Transition Climate Risks as Part of Their Financial Stability Mon……
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