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J-REIT（不動産投資信託）の野村不動産マスターファンド投資法人、グリーンボンド70億円分を発行。取得グリーンビルディングの弁済資金に充当（RIEF）

2020-08-20 17:27:18

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　J-REIT（不動産投資信託）の野村不動産マスターファンド投資法人は、同社として2回目となるグリーボンドを発行した。発行額は70億円。グリーンビルディングである野村不動産天王洲ビル等の取得に要した資金の期限前弁済資金に充当する。

 

　同投資法人は、昨年9月に初のグリーンボンドを30億円分発行している。今回の資金使途は、天王洲ビルのほか、東京・浜松町のグリーンビルディングのPMO浜松町の取得で設定したコミットメントラインの弁済期限が、いずれも2021年2月に来ることから、期限前弁済資金の一部に充当する。

 

　ボンドは期間10年。クーポンレートは0.540%。引き受け主幹事は、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UBJモルガン・スタンレー証券。日本格付研究所（JCR）がグリーンボンドフレームワークに対してセカンドオピニオンを付与している。

 

　同投資法人は、グリーン適格資産を4109億円保有している。総資産LTV（Loan to Value/総資産有利子負債率）で乗じて算出したグリーン適格負債額は1758億円。今回の2度目のグリーンボンド発行で発行額は100億円となったが、適格負債総額まで追加発行は可能。

 

 

https://www.nre-mf.co.jp/file/news-cefd28a8a7834ac7c6d1975f24057b5d956d209b.pdf

https://www.nre-mf.co.jp/file/top-financial-f19fdee104c5d10034e2b829e4a6363a88091643.pdf