ドイツ財務省は先週、グリーンボンド国債を初めて発行したが、投資家需要が発行予定額を大きく上回ったことから、当初の第一回発行額を6割強増やして65億ユーロ(約8100億円)に増額した。利回りは-0.463%とマイナス金利で、ツイン方式で試算すると、通常の10年国債より0.01%のプレミアム(グリーンプレミアム)が生み出されたことになる。財務省はドイツ資本市場が、サステナブルファイナンスでのベンチマーク市場としての役割を果たせると期待している。
ドイツ財務省が2日に、初めて発行したグリーンボンド国債(期間10年)は、当初、40億ユーロの予定だった。しかし、応募額が330億ユーロと発行予定額の8倍以上にもなった。同省は今年中に127億ユーロの発行を予定していたことから、一部を前倒しし、発行……
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