英非営利団体のClimate Bonds Initiative(CBI)は、グリーンボンド(あるいは気候ボンド)の対象となる船舶分野のクライテリアを開発、公開した。船舶による海運事業は世界の温室効果ガス排出量の2%以上を占め、排出削減が課題となっている。CBIのクライテリアは、「化石燃料輸送用の船舶は「グリーン」とは認めないほか、船舶のライフサイクルを通じて「ゼロカーボン」を目指す等、4項目を整理している。
(写真は、動力は電動エンジンだが、積み荷が天然ガスのため「グリーン性」議論を呼んだ船舶)
CBIが示したクライテリアは、①化石燃料の輸送に活用されない②債券発行以降、ゼロカーボンであるか、または③債……
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