HOME |バイデン政権指名の証券取引委員会(SEC)次期委員長候補のゲーリー・ゲンスラー氏、気候リスク情報開示で、企業自身による重要情報としての開示を支持。上院公聴会で言明(RIEF) |
GEnsler003キャプチャ

 

 バイデン米政権で証券取引委員会(SEC)の次期委員長に指名されているゲーリー・ゲンスラー(Gary Gensler)氏は上院銀行委員会の公聴会で、企業の財務報告書で気候リスク等の情報開示を求めるかどうかについて、企業自身が同リスクのマテリアリティ(重要性)を判断して開示するべきとのスタンスを示した。すでにSECは既存の気候リスク情報開示ガイダンスの見直し作業を進めており、ゲンスラー氏も、財務報告書での気候リスクをはじめとする企業のESG情報開示を求める考えのようだ。

 

 上院公聴会は2日に開かれた。共和党のパット・トゥーミー(Pat Toomey)議員から、SECは気候関連情報の開示を企業に求めるのかと問われた。ゲンシャー氏は「情報開示の必要事項は、マテリアリティの概念に基づくものだ。個……

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