米証券取引委員会(SEC)の委員長代理を務めるアリソン・ヘレン・リー(Allison Herren Lee)氏は15日、アメリカのシンクタンク主催のセミナーで講演し、「投資家は気候関連とESG情報に関する情報をより多く、より良いものを求めている。現在の自主的な開示フレームワークはその需要に合っていない」と述べ、ESG情報開示の義務化の考えを持っていることを示した。
同氏は、金融資本市場でESGやサステナブル投資戦略への資金の流れが拡大しているだけではなく、投資に際してESG要因を考慮する「ESGインテグレーション」と呼ぶESGリスク分析や基準が全てのタイプの伝統的な投資に影響を与えていると指摘した。投資家、貸し手、資産運用機関、その他の市場参加者等も、サステナビリティ要因とその測定基……
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