HOME4.市場・運用 |EUのタクソノミー・クライテリア基準化での攻防。「サステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)」の議長も、欧州委員会に修正要求。PSFは分裂の危機に(RIEF) |
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  EUが進めるサステナブルファイナンス行動計画の軸となるタクソノミーの技術基準(クライテリア)を定めるDelegated Actの最終調整が難航している。天然ガス、農業、バイオエネルギーの3分野で、欧州委員会が産業界等の意向を受けて当初原案を修正しようとすることに、専門家グループが待ったをかけたが、同グループの座長も反対の文書を公表。専門家グループと欧州委員会が正面から対立する様相になってきた。

 

 欧州委員会の原案修正作業に異議を唱えたのは、サステナブルファイナンス行動計画の専門家組織である「サステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)」の議長、ネイサン・ファビアン(Nathan Fabian)氏。国連支援の責任投資原則(PRI)の最高責任投資責任者(CRIO)でもある。

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