欧州各国の官民鉄道事業体等で構成するEurofima(本拠地スイス)は、EUタクソノミーに準拠したグリーンボンドを発行した。発行額は2億5000万ユーロ(約325億円)。EUタクソノミー準拠のグリーンボンドは2件目。資金使途は欧州鉄道網の電化事業に充当する。同ボンドは国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)も参照するが、資金使途先の評価はEUタクソノミーでの選別が定着する方向になってきそうだ。
Eurofimaは欧州域内の鉄道網整備や電化促進のため、調達資金を各鉄道会社等への融資等に活用している。同社は今回のグリーンボンド発行に際して、既存のグリーンボンドフレームワークを改定し、その中に「EUタクソノミーへの適合」を追加した。
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