HOME4.市場・運用 |日本政策投資銀行が自動車関連のサプライチェーン復興支援でファンド設立(DBJ) |

日本政策投資銀行が自動車関連のサプライチェーン復興支援でファンド設立(DBJ)

2011-06-06 12:49:54

日本政策投資銀行は社団法人日本自動車部品工業会(JAPIA)と協働し、東日本大震災の影響を受けている自動車関連サプライチェーンの復興支援を目的に、総額500億円規模の「サプライチェーン・サポート投資事業有限責任組合」を組成した。

 政投銀と東日本大震災により自動車産業のサプライチェーンが分断し、電力供給等の問題もあり、同産業の生産回復には不透明感が残っている。 本ファンドは、わが国の基幹産業である自動車産業のサプライチェーンを支える企業に対し、資本性資金を含む長期安定資金を供給することを通じ、同産業の震災からの復興、事業再構築、事業再編等を支援し、責任あるグローバルな供給者としての信頼の回復とサプライチェーンの強靱化を図り、延いては日本の基幹産業としての負託に応えられる事業としての再発展と経営安定化に貢献することを目的としている。

 今後、民間金融機関等との連携も検討しながら、総額500億円程度までのファンド規模を目指す。