HOME4.市場・運用 |国連責任投資原則(PRI)が署名金融機関のランク付けを検討。“署名ただ乗り組”排除へ。日本勢33機関も選別の対象に(FGW) |
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国連の責任投資原則(PRI)が原則署名参加者について、環境・社会・ガバナンス(ESG)を評価した投資行動の度合いに応じて、メンバー資格を区分けする方向で検討していることがわかった。署名だけして、ESG評価分析を十分に行っていない”ただ乗り”組を排除すると同時に、優良な機関のブランド力を高めることで、金融機関がESG評価を進め、サステナブルな投融資資金の流れを作り出すことが狙いのようだ。

 

 PRIの新たな試みは、事務局長のFiona Reynolds 氏がEnvironmental Finance誌とのインタビゅーの中で明らかにした。ただ、PRIは2013年から、各署名機関に対して、自発的な活動報告を年次ベースで求めており、いずれそうした個別情報に基づいた各機関の活動評価制度を導入するのではとの見方も出ていた。今回のPRI事務局の動きは……

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