HOME4.市場・運用 |グリーンボンドなどの2015年の気候変動関連債券市場 約6000億㌦(74兆円)に成長。前年比20%増。CBIとHSBCの報告書で判明(RIEF) |
CBI5キャプチャ

 温暖化対応の資金調達手段としてグリーンボンド発行が広がっているが、認証付きのグリーンボンドだけではなく、認証はないが気候変動対策に使われる債券も合わせた、広義の気候関連ボンドの2015年の市場規模が、前年比20%増の5977億㌦に拡大したことがわかった。

 

 英国の非営利団体Climate Bonds Initiative(CBI)と英銀行HSBCが2012年から毎年まとめている年次レポート。対象となる気候変動関連ボンドは、世界中の407の機関が発行した2,769本の債券銘柄を網羅している。債券は今年1月以降の発行分で6月15日時点でまとめた。

 

 認証付きのグリーンボンドのほか、公的機関による鉄道など運輸システムの省エネ電化事業のための資金調達や、グリーンビルディング建設のための債券発行、……

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