HOME4.市場・運用 |マレーシア証券取引所 上場企業の持続可能性情報開示をアニュアルレポートで義務付けへ。香港、シンガポールに続く動き。出遅れる東証(RIEF) |
Malyshiaキャプチャ

マレーシアの証券取引所(Bursa Malaysia)は、取引所の上場基準に環境・社会的リスクを含む持続可能性に関する企業の開示を条件付ける案をまとめ公開した。アジアの証券取引所で環境・社会(ES)の非財務情報の開示の検討を公式に始めたのは、シンガポール、香港の両取引所に続く動き。

 

マレーシア証取は公表した案(コンサルテーション・ペーパー)に対する外部からのコメント・意見の募集を8月4日まで受け付ける。原案では、2016年12月末以降の決算期についてのアニュアルレポートでの開示を求めるとしている。

 

現行のアジアの証取では、シンガポールと香港の証取が、それぞれ自主的ベースでの持続可能性課題の開示を上場企業に求めてきたが、両証取とも自主的開示から、「comply or explain」ベースで……

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