中国が初めて発行したラベル(外部評価）付きグリーンボンドが、香港証券取引所に上場された。発行額の約5倍もの応募があった人気商品となったが、グリーンボンド関係者の間ではちょっとした疑問が起きている。

 

中国初の外部評価付きのグリーンボンドは、世界的に風力発電事業や発電機器を展開しているゴールド・ウィンド社が発行した。発行額3億ドルに対して、応募が14億㌦に達する人気商品となった。期間は3年、クーポンは半年で2.5%、ムーディーズがA1の格付けをつけ、同行とドイツ銀行、ソシエテ・ジェネラルが主幹事となった。

 

　中国銀行の格付けだけでなく、ムーディーズもaLを付け、ボンドに対するセカンドオピニオンはノルウェーの認証機関DNV GLがつけるなど、米欧で発行されているグリーンボンドに引けをとらない手順……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン