HOME9.中国&アジア |世界最大のソブリン・ウェルスファンドのノルウェー政府年金基金 韓国のポスコと大宇インターナショナル株を全株売却。約2億㌦分。インドネシアのパーム油事業での環境破壊を理由(RIEF) |
Norwagepensionキャプチャ

世界最大のソブリンウェルスファンドであるノルウェーの政府年金基金(GPF)は、韓国最大の鉄鋼企業であるポスコと、その子会社の商社、大宇インターナショナルの株を投資ポートフォリオから除外した。

除外理由は、大宇がインドネシアでの熱帯林伐採を進めるパーム油プランテーション投資が、環境問題を悪化させているためと指摘している。

 

 GPFは2014年末時点で、総資産8700億㌦(約107兆円)を抱える。このうちポスコ株は1億9800万㌦分、大宇インターナショナル株は900億㌦分だった。すでに8月17日付で売却した。GPFの倫理審議会は「インドネシアの熱帯雨林を伐採してパーム油のプランテーションに転じ、現地に深刻な環境影響被害を引き起こしている事態は、到底受け入れられない」と売却理由を説明している。

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