日本取引所グループも加盟する国際証券取引所連合(WFE)は4日、加盟取引所に向けて、上場企業のESG(環境・社会・ガバナンス)価値を評価するサステナビリティ上場基準のガイダンスと勧告を公表した。
サステナビリティ上場基準のガイダンスは、WFEのサステナビリティワーキンググループが1年がかりで進めてきたプロジェクト結果の成果だ。ガイドラインの勧告は、加盟取引所に対して自発的な形での取り組みの際に活用できる内容となっている。
それによると、示されたガイダンスは各証券取引所が現状の上場基準に統合する形で、開示に必要でかつマテリアルなESG要因を特定している。選別した主要業績指標(KPI)は33項目からなる。
具体的には、環境分野(E)では温室効……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。