HOME4.市場・運用 |国連「緑の気候基金(GCF)」 最初の支援8プロジェクトを決定。第一陣1億6800万㌦拠出。途上国での「エネルギー効率化支援グリーンボンド」も(RIEF) |
GCFキャプチャ

 国連の「緑の気候基金(Green Climate Fund:GCF)は6日、ザンビアで開いた理事会で、基金として、途上国の気候変動対策プロジェクトを金融面から支援するための、最初の投融資案件8件1億6800万ドルの拠出を承認した。

 

 8件はペルー、マラウィ、セネガル、バングラデシュ、東部アフリカ、中南米・カリブ海諸国、モルディブ、フィジーの8カ国・地域での温暖化抑制および適応対策のプロジェクト。地域的にはアフリカ、アジアがそれぞれ3件、中南米2件。いずれも、GCF単独投融資ではなく、米州開発銀行、アジア開発銀行、国連開発計画などとの共同事業の形となっている。

 

 承認額は初期配分で、後年度の配分を含めると6億2400万㌦となる。GCFではこれらの支援プロジェクトによって今後5年間で民間投資……

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