HOME |三井住友信託銀行の小森博司氏 GPIFの運用部に移籍。スチュワードシップコード、責任投資等を担当(RIEF) |
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 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、三井住友信託銀行の元審議役の小森博司氏を、GPIFの運用部の委託運用課の責任者として起用した。

 

 日本版のスチュワードシップコードに基づく資産保有機関としての責任ある投資戦略を担当するものとみられる。GPIFは昨年、運用方針を従来の日本国債などの国内債中心から、内外の株式や外国債券等の比率を増やす利回り重視の姿勢を鮮明にする一方で、今年9月には、国連の責任投資原則(PRI)に署名するなど、ESG(環境、社会、ガバナンス)要因にも配慮する方針を打ち出している。

 

 今回の小森氏の起用は、こうしたESG投資面を強化するためとみられる。同氏は1979年に、埼玉銀行(現りそなホー ルディングス)入行。国際大学大学 院修士課程(国際関係学専攻)を 経て、……

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