国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、COP21で世界の気温上昇を2℃未満に抑えるとしたの国際合意を達成するためには、2030年までに再エネ発電を世界のエネルギーの36%にまで引き上げれば可能、とする報告をまとめた。
COP21のパリ合意では、2020年以降の温室効果ガス対策として世界の気温上昇を産業革命前から2℃未満に抑制することで合意した。さらに1.5℃以内に抑えることの必要性にも言及した。問題はこうした目標を達成の可能性にある。
IRENAは2030年の時点で世界のエネルギー供給に占める再エネの比率を、現在の倍の36%に引き上げることで、温室効果ガスの半分を削減できると試算した。残りの半分の温室効果ガスの排出量は、省エネなどのエネルギー効率化……
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