韓国は前李明博政権時に国際公約した2020年の温室効果ガス削減目標を取り下げ、2030年目標に切り替えるなどの気候変動対策の大幅な見直しを打ち出した。石炭火力発電の増強も進めており、「朴政権は日本の安倍政権よりもアンチ・グリーン」と、環境派から批判の声が上がっている。
先週末に韓国政府が公表した内容によると、韓国はこれまで前任の李明博大統領が2009年のコペンハーゲンでのCOP15で公約した2020年目標(何もしなかった場合=BAU)に比べ30%削減する目標を立てていた。今回、この目標に代えて、COP21で示した2030年目標の37%削減を国家目標とすると発表した。近く、グリーン成長法(Green Growth Act)を改定する。
2030年目標は、こ……
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