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LIXILグループ、2030年にCO2排出ゼロ 製造工程と、製品販売後の使用面の合計で。再生エネ、省エネを駆使(各紙)

2016-03-29 12:57:42

Lixilキャプチャ

 

  各紙の報道によると、LIXILグループは2030年までに、事業活動による二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする方針という。

 

 CO2排出量を削減するため、太陽光など再生可能エネルギーを導入して、製品生産時の排出量を減らすと同時に、製品販売では、節水型トイレや断熱効果の高い窓などの省エネ性能の高い製品の販売を拡大する。

 

 製品の販売による使用者のCO2削減効果も織り込み、合わせて、事業活動全体での排出量を実質的にゼロにする計画という。

 

 製造面では、材料や部品の調達、生産、流通、製品の使用・廃棄までを含むサプライチェーン全体でのCO2の排出を削減する。主力製品であるトイレは使用する水量からCO2排出量を換算する。

 

 また現在、国内4カ所で自前の大規模太陽光発電所を運営しているほか、再生可能エネルギーによる自家発電設備を新設するなどして、生産時のCO2排出をさらに減らす考えだ。

 

 一方、製品面では、省エネ製品の販売比率を上げ、使用者のCO2排出削減効果を高める。メーカーが製造プロセスと製品販売後の使用者の削減分を合わせて、CO2削減計画を立案、目標達成を打ち出したことは珍しい。

http://www.lixil.co.jp/