HOME5. 政策関連 |米CalPERSのCEO、Stausboll氏 企業が抱える気候変動リスク情報の開示義務化を要請。投資家の投資先選別を加速へ(RIEF) |

 

 米国最大の公的年金、カリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)のCEO、 Anne Stausboll氏は、国連でのパリ協定の署名式後の昼食会で演説し、米証券取引委員会(SEC)を含む各国の規制当局に向けて、上場企業の気候変動リスク情報の開示を義務化する規制の導入を求めた。

 

 Strausboll氏は「パリ協定で定めた2℃目標を達成するには、今後10年にわたり、クリーンエネルギー分野に毎年1兆㌦の投資が必要。そうした投資は、機関投資家にとって先例のない投資機会だ」と強調した。

 

 CalPERS自体、3月にカリフォルニア州内にある世界最大級のメガソーラー2か所へ投資し、高いリターンを確保したことを明かした。そのうえで、各国政府に対して、再エネ促進のため……

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