ESG(環境、社会、ガバナンス)の独立系評価機関であるVigeo Eirisは、燃費データ偽造問題が発覚した三菱自動車のESG評価について、社会評価や情報開示評価でゼロ点とするなど、大幅に引き下げた。
VigeoEirisの三菱自動車に対するESG評価は、今回の不祥事が発覚する前から低かった。アジア太平洋地区の自動車メーカー21社を対象とした総合評価では、100点満点中19点しかとれず、最下位から二番目の20位だった。
たとえば環境分野では27点で、日産自動車の51点、トヨタ自動車の45点に比べ、かなりの差を付けられていた。最大のマイナス評価項目は情報開示の不透明性と、ビジネス倫理関連のコミットメントの弱さ、と指摘されていた。
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