HOME4.市場・運用 |世界銀行 プットオプションを使った温室効果ガス削減クレジットの価格安定システム「PAF」の第二回入札実施。プレミアム価格はトン当たり2.09㌦(RIEF) |
PAF2キャプチャ

 

 世界銀行は、途上国での温室効果ガス削減プロジェクトへの投資を促進するために開発した「Pilot Auction Facility (PAF) 」 の二回目の入札を実施した。今回は、570万㌧のメタン排出量のクレジットを対象とした。

 

 PAFはプットオプションを活用して、クレジットの最低価格を設定する仕組み。2013年のG8サミット(当時)に報告されたメタン金融研究グループの報告を元に、米、独、スウェーデン、スイスの4か国が1億㌦の拠出を約束して、世銀と開発を進めている。

 

 仕組みは、将来の排出権クレジット価格を売る権利(プットオプション)の行使価格(strike  price)を設定、その契約を事業者等に入札をかけ、プレミアム価格を設定する。

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