HOME10.電力・エネルギー |2015年度の国内太陽電池販売量、京セラが初の首位、国内市場の縮小分を海外市場でカバー。前年まで首位のシャープは2位に後退(各紙) |

 

   各紙の報道によると、2015年度の太陽電池販売量で、京セラがシャープを抜いて首位になった。太陽電池の国内市場は縮小に転じているが、同社は海外販売が好調で、全体の販売量は120万kWとほぼ前年度並みを維持した。

 

 2014年度まで首位の座を維持していきたシャープは前年度比40%減と大きく落ち込み、2位に後退した。またパナソニックも住宅向けが停滞した影響で同35%減、三菱電機も同20%減と、大手は軒並み販売量を減らしている。

 

 京セラは米国とタイ向けの販売が国内需要の減少を補った。それまで販売量全体の1割だった海外比率を2割に引き上げたことが功を奏した。年度後半には大規模太陽光発電所(メガソーラー)向け販売が回復したことも販売量維持につながった。

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