HOME13 原発 |ヘンドリクス独環境相 日本の石炭火力増設の動きに「温暖化対策の目標守れない危惧」を表明。日本の政府、経済界に「脱石炭」を呼びかけ(RIEF) |
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  来日中ドイツのバーバラ・ヘンドリクス環境・自然保護・建設・原子力安全相は20日、東京で会見し、日本の最近の石炭火力増設の動きに触れ、「今、石炭火力を増設すると、新規の発電所は今後40年は稼働するので、日本は温暖化対策の目標を守れなくなるのではないか」と懸念を示した。

 

 ヘンドりクス環境相は先週、富山で開いたG7環境相会議出席のため来日、今週は丸川珠代環境相と日独環境政策対話を行った。日独会議では、パリ協定の早期発効で合意するとともに、脱炭素社会に向けた低炭素技術普及推進での二国間協力の共同声明などをまとめた。

 

 この日の会見で同相は、昨年のドイツの発電量のうち再生可能エネルギーが分野別でもっとも多い23.5%を占め、石炭や褐炭を上回ったと語った。同時に、パ……

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