HOME9.中国&アジア |丸紅 イタリアの電力最大手「エネル」とアジアで地熱発電所開発へ。覚書締結(RIEF) |
Enelキャプチャ

 

  丸紅はイタリアの電力最大手、エネルグループ(Enel )と共同でアジアで地熱発電を中心とした新規発電所事業を展開する。23日に覚書を締結した。

 

 エネルはイタリア最大の電力会社で、かつては国営企業だったが、現在は民営化され、ミラノとニューヨークの証券取引所に上場している。イタリア国内では発電、送電、配電の各分野で独占的なシェアを持ち、ガス事業や通信事業も展開している。

 

 発電分野では多様な事業を内外で展開しており、特に地熱発電では100年以上の歴史を持つ。現在、グループのエネル・グリーン・パワー(EGP)が手掛ける地熱発電所は国内で34に上り、総出力は769MW、年間5TW時を発電、200万世帯の電力をまかなっている。さらに米国やエルサルバドルなどでも事業……

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