HOME4.市場・運用 |しぼむ国内の太陽光パネル市場 2015年度は前年比23%減で8年ぶりの大幅マイナス。メガソーラーから住宅用へシフトなるか(RIEF) |
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 太陽光発電協会(JPEA東京・港)は25日、2015年度の日本国内市場での太陽光パネルの出荷量が前年度比23%減の714万kWとなったと発表した。出荷量が前年を下回ったのは8年ぶり。

 

 太陽光パネル出荷の鈍化は、固定価格買い取り制度(FIT)の買い取り価格が毎年下げられ続けたことで、事業向けの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の追加建設が鈍化したことを映す。また同日、成立した改正再生可能エネルギー法で2017年4月からはFITでの太陽光発電買い取りは入札制に切り替わることになり、新規設備の選別化がさらに進むとみられる。

 

 JPEAによると、パネルの国内出荷量は2007年度には21万kWまで低下していた。その後、2012年にFIT制度導入が大きな追い風となり、……

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