HOME5. 政策関連 |東京商品取引所 今年度中の電力先物上場市場創設に向け、6月から模擬取引実施。電力、商社など17社参加見込み。現物取引も想定(各紙) |
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 各紙の報道によると、東京商品取引所は6月から、電力先物取引の模擬取引を実施する。取引には電力会社や商社など現在、17社が参加の見通しという。模擬取引を踏まえて制度設計を深め、今年度中に先物取引を上場する予定。

 

 東商取が実施する模擬取引に参加する企業は、三井物産や東北電力など。取引システムはナスダック社の電力取引システムを使う。4月からの電力小売り全面自由化を受けて、日本卸売電力取引所(JEPX)での卸売り電力の取引が今後、拡大するとみられることから、価格変動リスクをヘッジする市場としての先物取引が活用されると見込んでいる。

 

 電力の先物取引については、昨年7月に経済産業省の「電力先物市場協議会」が、電力先物市場の「望ましい枠組み」ついて報告をまとめている。……

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