国連責任投資原則(PRI)は、企業の信用評価において、環境・社会・ガバナンス(ESG)要因の取り扱いを総合的に分析・評価するため、機関投資家・資産運用機関と主要格付け機関による「イニシアティブ」をスタートさせた。
PRIによると、このプロジェクトは、 ロックフェラー財団の支援により2年がかりで行われる。現在、Moody's やS&Pなどの主要格付け機関は、各社ごとにESGの独自評価のほか、信用格付けに際してESG評価を加味する試みに取り組んでいるという。
ESG要因は現在、資本市場での借り手の信用力を評価する重要な要素に次第になっている。 特に最近は、気候変動に関連する座礁資産(Stranded Asset)の浮上や、不透明な雇用関係などが、突然……
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