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愛媛県で Jパワーや大和エネルギーなどの4社の風力発電による低周波騒音被害 地元住民らが県公害審に調停申請(愛媛新聞)

2016-06-16 11:05:34

windpowerキャプチャ

 

  複数の大規模風力発電事業の計画が進む愛媛県西予、宇和島、愛南の3市町の住民158人が14日、風車から出る低周波音で健康被害が懸念されるなどとして、事業を計画する4社に対し環境影響評価の手法を説明することなどを求め、県公害審査会に調停を申請した。

 


 3市町では、計12基が運転を開始しているほか、最大60基の計画がある。4社は大和エネルギー(大阪市)、電源開発(Jパワー、東京)、ガイアパワー(徳島県)、シグマパワージャネックス(福岡市)。

 


 申請書は、各社が環境影響評価法に基づき実施している低周波音などの調査について、手法や結果を詳細に説明し、住民と対策を協議するよう要望。応じない場合は風車建設を中止するよう求めている。

 


 愛媛県は申請を受理した後、調停委員を選び、住民、会社側の双方から意見聴取を始める。

 


 愛媛県庁で申請後、申請人でつくる「えひめ風車NET」のメンバーが松山市内で会見し「風車による被害を正面から考えてほしい」と述べた。各社は「申請書の内容を見ていないのでコメントできない」などとしている。

 

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160615/news20160615176.html