欧州連合(EU)は、韓国が昨年から始めている温室効果ガス排出権取引制度(K-ETS)が十分に機能していないことから、そのテコ入れ改革のため、350万ユーロ(約4億円)規模の共同事業を開始する。
先週末、韓国の副財務大臣の Choi Sang-mok氏と、EUの駐韓国大使のGerhard Sabathil氏の間でEU韓国共同排出権取引制度協力プロジェクトの締結セレモニーを開いた。資金はEUのパートナーシップ機関(EU Partnership Instrument)と、韓国の同等機関からの拠出で賄う予定。
韓国は昨年1月、CO2など6つの温室効果ガス(GHG)を対象とした国レベルのETSを開始した。同国はパリ協定では、2030年までにGHGを現状のまま(B……
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