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記録的な熱波で、公園内のソーラーパネルから出火。1200人が避難。台湾・台北市で。気温は38.5℃に上昇(AFP)

2016-07-28 23:01:45

solarキャプチャ

 

 【7月28日 AFP】記録的な熱波に見舞われている台湾・台北で27日、プールなどのある公園施設「台北自来水園区(Taipei Water Park)」に設置されていたソーラーパネルから出火し、1200人以上が避難した。

 

  火災によりソーラーパネル多数が損壊したが、火は30分以内に消し止められ、けが人は出なかった。同公園は28日、再開した。

 

 地元メディアは、高い気温が出火の原因の可能性があると伝えている。また、台湾・中央通信社(CNA)によると、ソーラーパネルは10年前から稼働していたものだったという。

 

 台北は27日と28日に2日連続で、気温が7月としては観測史上2番目に高い38.5度まで上昇。冷房の使用が増え電力消費も記録的となっており、台湾電力(Taipower)によると、27日の電力使用量は過去最高の3582万1000キロワットに達した。熱波は今後数日続く見通しで、台湾の電力当局は電力不足を警告している。

 

 米科学者らによると2016年は、世界的に史上最も暑い年になる可能性が高い。

 

http://www.afpbb.com/articles/-/3095603