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パリ協定批准国 米中を合わせて26か国、温室効果ガス排出量39.06%に上昇。3日現在。国連気候変動枠組条約事務局(RIEF)

2016-09-03 22:26:41

UNFCCCキャプチャ

 

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は3日、米中がパリ協定に批准したことで、同日現在、批准国は26か国、批准国の温室効果ガス排出量は39.06%に達した、と公表した。

 

 オバマ米大統領と習近平中国国家主席は、主要国・地域(G20)首脳会合を開く中国・杭州での米中首脳会談に先立ち、批准文書を国連の潘基文事務総長に手渡し、地球規模の課題で協調を約束した。

 

 パリ協定は、世界の温室効果ガス総排出量の55%以上を占める55カ国以上の批准で発効する。米中両国の温室効果ガス排出量は38%を占める。米中以外の批准国は、現時点では、ツバル、セーシェル、モルディブなどの島嶼部諸国のほか、ノルウェー、ペルーなどが名を連ねている。

 

 これ以外にも、日本、ロシア、インドなどが早期批准の意向を示しており、「55カ国、55%」の条件を年内に満たす可能性が高まってきた。

http://unfccc.int/paris_agreement/items/9485.php