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韓国のLG CNS。日本の山口県でメガソーラー建設請負。 発電量5.5万kWの大型案件、総事業費170億円。日本の建設事業者より低コストで(各紙)

2016-12-21 23:09:29

Koreaキャプチャ

 

 各紙の報道によると、韓国のシステム構築大手「LG CNS」は20日、日本の山口県に、国内でも5本の指に入る大型のメガソーラー(出力5万5千kW)の建設を請け負った、と発表した。総事業費は約1700億ウォン(約170億円)。同社が韓国国外で建設するメガソーラーとしては最大規模という。

 

 LG CNSがメガソーラー事業を建設するのは、山口県美祢市。事業者はカナダのカナディアン・ソーラーで、2018年5月に操業する予定。完成すれば年間64.5GWhの電力を発電でき、一般家庭2万3500世帯分の年間電力需要を賄える。

 

 LG CNSはメガソーラーの設計と施工を請け負った。出力5万5千kWの規模は、現在の日本の太陽光発電では5番目に大きいという。同社は島根や広島などでも受注実績があり、日本市場では、今回の案件を含めて5件、合計約16万kW分のメガソーラー建設となる。

 

 海外の発電事業者が発注し、海外の建設事業者が請け負うという連係が成立するのは、日本の発注事業者、建設事業者のコストが高いことを映しているともいえる。

 

 LG CNSのエネルギー新産業担当のハ・テソク常務は「今後も日本でエコエネルギー事業の発掘に取り組み、海外のパートナーと協力しながら海外でのエネルギー事業の割合を拡大していく」と述べている。日本市場を重視するとともに、他の事業者との提携も進めているという。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2016/12/20/0400000000AJP20161220001800882.HTML