HOME |中国の証券規制委員会(CSRC)、上場グリーンボンド対象のガイドライン制定。国際基準等との整合性の確保と、官僚主義、煩雑性の修正を目指す(RIEF) |
Chinasecuritiesキャプチャ

 

  中国の証券規制機関である中国証券規制員会(CSRC)は上場グリーンボンド用のガイドラインを公表した。中国はすでに中央銀行である人民銀行(PBoC)が金融機関向け、国家開発改革委員会(NRDC)が企業向けのガイドラインをそれぞれ公表しており、ボンドの監督機関ごとのガイドラインが出そろったことになる。

 

 CSRCのガイドラインは基本的に、PBoCが2015年12月に公表したガイドラインの「グリーン定義」を踏まえている。ただ、同ガイドラインは約1年の運用において、国際基準のグリーンボンド原則(GBP)との整合性が指摘されてもおり、現在、見直しの準備を進めている。

 

 またCSRCの場合、グリーンボンドの上場基準となることから、「ボンドの発行体は高度な汚染者でないだ……

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