HOME4.市場・運用 |東京ガス、太陽光発電事業の開発展開で、新会社設立。「自然電力」との協力で再エネ事業拡大へ(RIEF) |

東京ガス、太陽光発電事業の開発展開で、新会社設立。「自然電力」との協力で再エネ事業拡大へ(RIEF)

2017-08-09 14:51:32

tougasu2キャプチャ

 

 東京ガスは太陽光発電事業の開発を手がける新会社「プロミネットパワー」を設立した。2月に資本業務提携した自然電力(福岡市)との協力で、今後設立を予定する太陽光発電所の建設、運営などを手掛ける事業会社への投資や管理を、新会社が担当する予定。

 

 プロミネットパワーの設立は8月1日付け。設立時の資本近は9億9000万円(資本金4億9500万円、資本準備金4億9500万円)。東京ガスが全額出資する。代表取締役社長には、東京ガス 電力事業部長の棚沢聡氏が就任した。

 

 東京ガスは、「チャレンジ2020ビジョン」で再生可能エネルギーの取り組みの推進を掲げている。ただ、現在の発電事業の主力は天然ガス火力で、再生可能エネルギー発電は風力発電に限られている。このため、太陽光などの他の再エネ電力の購入や再エ事業への出資等を検討してきた。プロミットパワーは、主に太陽光発電所の建設、販売、供給事業を目指し、早期に60MW規模の太陽光発電を供給する計画という。

 

tougasuキャプチャ

 

 提携先の自然電力は、これまで国内で約700MWの太陽光発電事業に携わった実績を持つ。ドイツの再エネ事業者のjuwi(ユーイ)ともジョイントベンチャーを立ち上げ、再エネ事業のEPC(設計)・調達・建設)事業のほか、O&M(運営・保守)、AM(アセットマネジメント)をワンストップサービスで提供している。

http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20170801-04.html