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住宅購入と、別の場所での太陽光発電をセットにした「太陽光と家」の販売。ミサワインターナショナルとエコスタイル。売電収入で住宅ローン返済をカバー(各紙)

2017-09-12 21:47:47

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   住宅と、その住宅とは別の日射条件のいい場所での太陽光発電をセットにした「太陽光と家」の販売が始まった。住宅販売のミサワホームインターナショナル(東京)と、太陽光発電を展開するエコスタイル(同)が提携したサービスで、住宅購入者は効率のいい太陽光発電からの売電収入を長期間確保し、住宅ローンの返済に充当できる。

 

 ミサワが販売するのは200年住宅「HABITA」。CO2を固定している樹木を製材(資源)として使い、CO2の排出量をプラマイ・ゼロにするには200年間持つ家が必要、とのコンセプトで開発された住宅だ。同住宅の購入者は、日射量を確保し易い土地を全国の候補地から選び、分譲もしくは賃貸で契約する。その上で太陽光発電システムを同時購入する。

 

 自分の住宅の屋根に太陽光発電を乗せる場合に比べ、太陽光発電に適した土地で、希望のスペース分での発電が可能となることから、固定価格買取制度(FIT)を利用した売電収入が増えることが期待される。太陽光発電を設置する土地は、エコスタイルが契約する三重、山梨県など全国に1500カ所ある。日射量や送電船への接続などの技術的なことは同社が担当する。

 

 

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  ミサワの住宅購入者は、候補地メニューから自分の住宅のための太陽光発電地を選択、あとはエコスタイルが請負・管理する。FITでの販売価格は、10kW以上の住宅用設備で2017年度の買い取り価格が1kWh当たり税込み22.68円。安定した日射量が見込める地域だと月約17万円の売電収入になるという。

 

 FITの買い取り価格は20年だが、それ以降も、エコスタイルが10年間、買取を保証することで、30年間の売電収入が見込める。このため、発電設備を買う初期投資費の月額返済額を差し引いても、住宅ローンの返済に回せる資金ができると説明している。またプランによって、日射時間が著しく短かった場合に保証金を払う制度や、自然災害による損失を補償する制度も備えている。

 

 ミサワは分譲住宅地でも、太陽光発電装置を併設した街づくりを進めていく方針という。太陽光パネルの価格が下落する一方、発電効率は年々、向上しているので、「発電のできる街」は街全体の資産価値を高める効果も期待される。

 

 エコスタイルは今回のミサワとの提携による「太陽光と家」のサービスを2021年3月までに1000棟の受注を目指すとしている。

 

https://www.eco-st.co.jp/archives/11951

http://www.habita200.jp/menu01/