HOME8.温暖化・気候変動 |積水ハウス、国際イニシアティブの「RE100」に参加。2030年に消費電力の半分、2040年に全量を再エネ電力に切り替え宣言。リコーに次ぐ2社目の日本企業宣言(RIEF) |

積水ハウス、国際イニシアティブの「RE100」に参加。2030年に消費電力の半分、2040年に全量を再エネ電力に切り替え宣言。リコーに次ぐ2社目の日本企業宣言(RIEF)

2017-10-21 23:45:33

RE100キャプチャ

 

 積水ハウスは20日、事業活動で使う電気の全量を再生可能エネルギーで賄うことを目指す世界の企業活動の「RE100」イニシアティブに参加した、と公表した。2030年に消費電力の半分、40年までに全量を再エネで賄う。RE100に参加した日本企業はリコーに続いて2社目。

 

 積水は2008年に、2050年を目標とした脱炭素宣言を行った。 環境配慮住宅「グリーンファースト」を発売するほか、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及などを 推進してきた。その結果、これまでに650MW超の太陽光発電を供給してきた。一方、事業活動では2016年度で12万533MWhの電力を消費している。

 

 これまで太陽光発電の余剰電力は固定価格買取制度(FIT)によって電力事業者に売電してきた。だが、今後のFIT制度の見直しもあることから、太陽光発電付き住宅を販売したオー ナーから余剰電力を購入するなどの制度を活用する。オーナーの節電メリットを継続するとともに、自社の再エネ活用の目標実現を両立させることを目指す。

 

 RE100は、企業の消費電力を再エネ電力100%に切り替えることを目標にした世界の主要企業による国際イニシアチブ。「Global Fortune 500」にランクされている企業も参加しており、現在の参加企業の合計収益は2.5兆㌦以上になる。業種もITから自動車製造まで、幅広い業種を含んでいる。

 http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2017/10/20/20171020.pdf