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カナディアン・ソーラー、東証インフラファンド市場に投資法人を31日に上場。インフラファンド市場4件目の上場。日本国内13のメガソーラー事業等が対象(RIEF)

2017-10-29 08:02:01

CSJキャプチャ

 

 カナディアン・ソーラー(カナダ・オンタリオ州)は東京証券取引所のインフラファンド市場に31日、同社の日本での太陽光発電所等を対象とする「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」を正式上場する。東証インフラファンド市場への上場は4件目となる。

 

 上場するインフラ投資法人は、カナディアン・ソーラーの完全子会社であるカナディアン・ソーラー・プロジェクトが単独のスポンサーとなる。カナディアン・ソーラーは、2009年から日本市場で太陽光発電事業を展開しており、現在、国内で稼働中の13件の太陽光発電所(パネル出力合計72.7MWp)を同インフラ投資法人に売却する。資産総額は約32億7000万円。

 

 投資法人の資産運用はカナディアン・ソーラー・アセットマネジメント社が担当、対象資産の保守・管理はカナディアン・ソ-ラーO&Mジャパン社がそれぞれ担当する。

 

 東証のインフラファンド上場市場は2015年に設立された。今回のカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の上場は、3月の日本再生可能エネルギーインフラ投資法人に次ぐもので、今年2件目。実質初年度の昨年も2件となっている。

 

 新規上場ファンドの価格は、1単元10万円で、公開価格は想定価格と同様の10万円。巡航分配金利回りは6.883%、PBRは1.05倍、NAV倍率は0.89倍。1株配当(DPU)は、2018年6月期は2,029円(うち超過分配金1,627円)、2018年12月期は3,449円(うち超過分配金903円)が予想されている。

 

 監査法人は太陽有限責任監査法人。幹事金融機関はみずほ証券。日銀のREIT買入れの対象にはならない。

http://www.jpx.co.jp/equities/products/infrastructure/issues/index.html